UbuntuにOpenfireXMPPサーバーをインストールする方法

この記事では、Ubuntu20.04にOpenfireXMPPサーバーをインストールする方法について説明します。

Openfireは、XMPPプロトコルを実装する強力なインスタントメッセージング（IM）およびチャットサーバーです。これは、オープンソースのApacheライセンスの下でライセンスされたリアルタイムコラボレーション（RTC）サーバーです。このガイドは、Ubuntu20.04サーバーにOpenfireXMPPサーバーをインストールするのに役立ちます。

前提条件

• Ubuntuにインストールされた専用サーバーまたはKVMVPS。
• rootユーザーアクセスまたは管理者権限を持つ通常のユーザー。

UbuntuにOpenfireXMPPサーバーをインストールする

ステップ1-サーバーを最新の状態に保つ

# apt update -y && apt upgrade -y

ステップ2-Javaをインストールする

Javaアプレットとして、OpenfireにはJavaランタイム環境1.7以降が必要です。次のコマンドInstallOpenJDK 11 Javaランタイム環境openjdk-11-jre：

# apt install openjdk-11-jre -y

JAVA_HOME 環境変数を設定する必要があり ます。

# echo "JAVA_HOME=$(readlink -f /usr/bin/java | sed "s:bin/java::')' | sudo tee -a /etc/profile
# source /etc/profile

ステップ3-最新のOpenfireをインストールする

Openfireをインストールするには、公式ページからDebianパッケージをダウンロードする必要があります。Openfireの公式ダウンロードページで、OpenfireDebianパッケージの最新の安定リリースを指す直接ダウンロードURLを見つけます。

まず、次のコマンドを使用してDebianパッケージをダウンロードします。

# cd /tmp

# wget -O openfire_4.6.2_all.deb https://www.igniterealtime.org/downloadServlet?filename=openfire/openfire_4.6.2_all.deb

次に、次のコマンドを使用してOpenfireをインストールします。

# apt install /tmp/openfire_4.6.2_all.deb -y

Openfireは/ var / lib / openfireディレクトリにインストールされます。

ステップ4-Openfire用のMariaDBデータベースをインストールする

これはオプションの手順です。Openfireには組み込みデータベースがありますが、パフォーマンスを向上させるために、MariaDBデータベースをインストールして使用できます。

# curl -sS https://downloads.mariadb.com/MariaDB/mariadb_repo_setup | sudo bash
# sudo apt install mariadb-server mariadb-client -y

MariaDBのインストールを保護します。

# mysql_secure_installation

プロンプトが表示されたら、次のように質問に答えます。

• rootの現在のパスワードを入力します（なしの場合はEnterキーを押します）：Enterキーを押すだけです
• rootパスワードを設定しますか？[Y / n]：Y
• 新しいパスワード：your-MariaDB-root-password
• 新しいパスワードを再入力します：your-MariaDB-root-password
• 匿名ユーザーを削除しますか？[Y / n]：Y
• rootログインをリモートで禁止しますか？[Y / n]：Y
• テストデータベースを削除してアクセスしますか？[Y / n]：Y
• 今すぐ特権テーブルをリロードしますか？[Y / n]：Y

MySQLシェルを使用してOpenfire専用のデータベースを作成します。

# mysql -u root -p

MySQLシェルで、次のコマンドを使用してデータベースopenfireを作成します 。

CREATE DATABASE openfire;
CREATE USER 'openfireuser’@’localhost' IDENTIFIED BY 'yourpassword';
GRANT ALL PRIVILEGES ON openfire.* TO 'openfireuser’@’localhost' IDENTIFIED BY 'yourpassword' WITH GRANT OPTION;
FLUSH PRIVILEGES;
EXIT;

注：openfireuserとyoupasswordを選択したものに置き換えてください。

ファイアウォールを構成する

UFWをファイアウォールとして使用していると仮定します。次のコマンドを使用して、Openfireポートを追加します。

# ufw allow 9090

次に、ブラウザに移動し、http：// [server_IP]：9090を開いてセットアッププロセスを開始します。

セットアップウィザードに従い、[データベース設定]で、他のオプションを変更せずに[標準接続]を選択し、[続行]ボタンをクリックします。

Database Driver Presets: MySQL
JDBC Driver Class: com.mysql.jdbc.Driver
Database URL: jdbc:mysql://localhost:3306/openfire?rewriteBatchedStatements=true
Username: openfireuser
Password: yourpassword

注：openfireuserとyoupasswordを自分の資格情報に置き換えます。

[管理者アカウント]ページで、管理者のメールアドレス[email protected]と新しいパスワードを2回入力し、[続行]ボタンをクリックします。[このステップをスキップ]ボタンをクリックすると、デフォルトのパスワードadminを使用する必要があります。

それでおしまい。インストールは正常に完了しました。